CCIE Routing & Switching 合格の受験体験記 ( 2007年初秋 )
いつも通り、午前6時30分に起床。ぐっすりと眠れたわけでも全然眠れなかったわけでもない
適度な感じ。それから適度なごはんと美味しい野菜炒めをサクッと食べる。髪をオールバックに
しながら 「白髪が増えたなあ」とふと思う。CCIE試験の時だけ髪型はいつもオールバックです。
少し涼しくなってきた秋。そして、外は爽やかな秋空が広がっている。気持ちいいなあ。
いつもの時間、いつもの駅のホームで電車を待ち、新宿へ向かいます。ああ、いつも通りの感じ。
そして新宿駅。 東口でもなく南口でもなく間違えないように西口へ。
西口の改札からスバルの目に向かって歩き出す。それにしても4、5年前に比べて本当に新宿は
歩きやすくなったなあ。池袋も渋谷も歩きたばこ禁止してほしいなあ、とふと思う。
そんなことを考えながら歩くこと数分、スバルの目を発見。
いつも思うけどちょっと怖い。あとは、左側に見えている
奥の通路を直進すればいいだけ。奥の通路はかなり長い
直線でこんな感じ。この通路は何も考えずに直進することが
できるので、ここを歩いている時はもうCisco技術のことしか
頭にない状態。特に Bridging and Switching と IGP Routing
に関する全ての知識が走馬灯のように駆け巡っている。
最初でつまづけない。Layer2とLayer3の土台を万全に
しなければ道は開けない。でも、大丈夫。理解していない
ことなど何もない。そもそも私は受注率の高い売れっ子SE。
などと、試験のことを考えながらも並行して自分に自信が
持てるようある種の暗示をかけながらただ前進しています。
そして歩くこと数分、新宿三井ビルまで向かうこの直線通路
の途中に下のようなせせらぎ付きのローソンに出会えます。
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スバルの目
もちろん休日撮影(しかも元旦)

直線通路
もちろん休日撮影(しかも元旦)
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せせらぎ付きローソン |
私の場合、いつもここに8:00〜8:10分の間に到着するように
移動しています。そしてここで時間調整を行います。
ここはとても気持ちいいです。とくに夏くらいは最高です。
そしてここでマルチキャスト、QoS、BGPのことについて総復習。
頭のなかでこれらの技術をイメージします。水の流れる音が
心地よく、静かに落ち着いて技術のイメージができます。そして
あまりに心地良いので、今まで学習してきたことすべてが水に
流されて頭の中が空っぽとなり半泣きになります。冗談です。
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新宿三井ビル
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8時15分ごろ、再び新宿三井ビルに向かいます。そして
ローソンから歩くこと数分、直線通路を歩き切ると
無機質の極みのようなビル、新宿三井ビルが見えます。
そしてエレベータで8階に行き、ラボルームの前には8時20分
ごろ到着することになります。ところで、ラボルームがのある
のは8階ですが、この階を度忘れしないように気をつけましょう。
実は、私、一度だけ度忘れして焦ったこともあったのですよ。
皆さんもぜひ気をつけて下さい。8階のNorth Floorですよ。
※ 新宿三井ビル内の無断撮影は禁止されている為、ここで撮影終了です。
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8階のNorth Floorに行きラボルームの控え室に行くと皆さんいらっしゃいました。CCIE Security の
受験者1名、CCIE Routing and Switching の受験者6名、そしてプロクター。時間になるまで試験の
注意事項を読み時間になるとプロクターからの説明が始まります。CCIEセキュリティ受験者の方は
試験時の注意事項が CCIE Routing and Switching の受験者とは異なるので別途説明を受けます。
その後、ラボルームへと行きPCの使用操作の説明を受けた後、試験開始。今回は9時からスタート。
受験生が増えているので試験開始も遅くなってきているんですね。先ずトポロジーの確認。続いて
試験問題の確認、問題の配点の確認、使用機種の確認、IOSの確認、ついでに show cdp neighbor。
あ〜、良かった、現時点では変な機器がいない。と、ここで乾杯の意味も含めて一口、水を飲みます。
でも今世紀後半には水をめぐって戦争が起きるんだろうなあとふと思う。いかん、試験に集中せねば。
試験問題を解いていくにつれて今までで一番難しいと感じ始める。しかし、Bridging and Switching と
IGP Routing については究極的に学習してきたので何とか乗り切ることができました。想定外の動作
に対しても落ち着いて論理的に1つ1つ再確認、再設定していくことで乗り切りました。安易にリロード
には頼らない。とにかく理論上はどうなのかを考え、その理論に基づいて論理的に show と debug で
確認していきました。しかし、確実な解き方とはいえペースが遅かったので午前中にIGPをぎりぎり終了
することができない状態でお昼の時間になりました。ペースとしてはあまり良くなかったです。お昼では
脳を休憩させるためにも誰とも顔をあわせず、うつむきながら黙々と食事を行いました。昼食はあまり
美味しくなかったのですが、食事は絶対に残さないポリシーなのでしっかりと完食しました。でも、他の
方々も残さずきっちりと食べていました。さすがだっ!と思って目を「キラッ」として相手を見たら、相手も
目を「キラッ」としてこちらを見ていました。みんな考えることは同じなんですね。という冗談はさておき、
この30分の休憩時間は脳を休憩させるだけなく、分らなかった問題を考えたり、残り4時間の時間を
どのように配分していくのかを考えたりする貴重な30分間です。有効に活用します。そして、試験開始。
まず、残りのIGPを30分で片付けることにしました。そして2時間30分で残りの問題を全て終了させて
1時間を見直し時間にすることにしました。相変わらず、QoSとMulticastはそんなのやめてくれーという
問題でしたが、残り50分を残して何とか完了。今回は一回目の時よりも合格は難しいと思いましたが、
諦めずに1つ1つ高速に見直していきます。修正箇所は2つありその修正完了後には残り数分でした。
修正完了後に即座に全機器の wirte memory 、そして間もなく試験が終了しました。
多くの合格者が 「合格の時の試験の感触としては1、2問の間違いがあるか」 と仰っていたことから
今回は何の回答もできていない問題が2つもあった上、どうだろうなあという問題が3つもあったので
この時すでに次回の試験をどうしようかと考えながら帰路についていました。足取りが重かったです。
20:00ごろに帰宅しました。夕食と風呂の後、頭痛も治まってきたのでようやく今回の試験の復習を
開始し始めました。24:30ごろ、もう寝ようとしたまさにその時、結果を見てね!というメールがCisco
から来ました。また7割くらいなのかな?と思いながらログインし飛び込んできたのが予想外のPASS!
「え?うそ?ほんと?」という問いかけを幾度となくパソコンに対して行っていました。そして、CCIEの
番号を見つけた時、自分は間違いなく合格したのだ!と認識することができ、大声で「やったー!」と
叫んでいました。しかし、最も感じたのは「喜び」よりも「解放感」でした。大きな目標でありながらも、
一方で今まで何をするにもCCIEがあるからと、いわば「あしかせ」みたいな存在と認識していたのかも
しれません。愛する家族のみんなも自分のことのように喜んでくれました。心から愛と感謝をしています。
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