―――― Cisco技術とCisco資格 to be CCIE No.044 ―――――

=== INDEX ===================================== 2005/08/05 ==

 1, はじめに
 2, Today's TOPIC  ― 経路再配布 ― 
 3, 心の中に優しい風を吹かせよう!
 4, おわりに

============================== a circulation of about 2000 ==

1, はじめに

こんにちは。発行者の Cool です。

CCIE News & Announcements によると、2006年1月1日から
CCIE の試験内容が変わるようです。もっとも受験者の多い試験
CCIE Routing & Switching においては、Written、LAB ともに、
以下のプロトコルやメディアに関して試験範囲外となります。
→ DLSW, IS-IS, ISDN, PPPoE, ATM  (http://tinyurl.com/ay2f6 )
掲示板(http://tinyurl.com/7r48k)へのご投稿ありがとうございます。

IS-IS が試験範囲外となるのは理解できるのですが、それ以外は
運用、構築、設計で必須の技術なのに少し残念です。現行のラボ
試験では IPv6 が限定された内容で出題されているようですが、
このあたりのウェイトが今後は増えていくのでしょうか・・・
今までの経緯からすると難易度は高くなる可能性が高いです。

ところで、前回の「ベンダーコントール」のお話が好評なようで
とても嬉しく思っております。この辺りの能力があれば、例えば
派遣社員でしたら時給3000円台は乗せられる案件が多いので、
前回のコラムを参考にして頂いてがんばって下さい。こちらの
コラムもご参考頂けれと思います。(ネットワークエンジニア)
また何かコラムを作りたいと思いますので、宜しくお願いします。

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2, Today's TOPIC  ― 経路の再配布  ― 

今回はシスコの技術ネタとなります。内容は「経路の再配布」です。

シスコ製品で経路情報の再配布を行うためには「redistribute 」
コマンドを使用するのですが、それらの基本事項について簡単に
当サイトにアップしたので、事前にご確認頂ければと思います。

・ ルート再配布とは
・ Redistribute コマンド1
・ Redistribute コマンド2


先ずは、この構成( http://tinyurl.com/86lwv) ついて考えます。
Center側のEIGRPの経路情報を、WAN側のOSPFへ再配布します。
要件は、Center側のネットワークを外部リンクタイプを 1 として、
サブネットも全て通知し、CE1 からは default-metric を 100
CE2 からは default-metricを 200 として通知させることです。

CE1
router ospf 1
redistribute eigrp 10 metric 100 metric-type 1 subnets

CE2
router ospf 1
redistribute eigrp 10 metric 200 metric-type 1 subnets

難しいものは何もなく文字通りの設定です。ちなみに Xephion
IP-VPN 網に経路情報を流す制約として、hello interval 10
dead interval 40、インターフェースタイプは broadcast 、
などがありますが、これってイーサで接続していればほとんど
デフォルトの設定なので、”網だから”という意識はしなくて
いいようです。ただし、配布してよい最大経路数の制限は
意識する必要があります。そのあたりは経路を集約させるなど
ある程度の工夫が必要となります。あと、認証設定がサポート
されていないことやコスト計算を顧客側で考える必要がある
場合もあり、えっ!?と思うことがありました。
でもMEさんはいい人が多く、そんな Xephion 気にいってます。
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次に、http://tinyurl.com/alrx8 の構成について考えて見ます。

192.168.2.0/24 の経路情報を、Catalyst6500 の A, B は受信する
必要があるのに対して、CE 1,2 に通知したくない設定を、A, B で
実装させる場合の、例えば、A 側の設定となります。

router eigrp 10
redistribute rip
default-metric 100000 10 255 1 1500 

distribute-list 10 out rip

access-list 10 deny 192.168.2.0 0.0.0.0.255
access-list 10 permit any

distribute-list の設定ですが、rip の経路情報を eigrp 1 に
再配布させる前に、ACL10でフィルタリングするという意味です。

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この構成で、A, B の持つスタティックの経路情報のうち、
172.16.1.0/24 だけを CE1,2 に通知させたい設定です。

router eigrp 1
redistribute static
default-metric 100000 10 255 1 1500 

distribute-list 10 out static

access-list 10 permit 172.16.1.0 0.0.0.255

要件では、通知させたい経路情報 ( 172.16.1.0/24 ) は
あまり増えず、通知したくないスタティックの経路情報が
今後増えていくということなので、deny でフィルタリング
するのではなく通知させたいものだけを permit させます。

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すでにお気づきだと思いますが、これらの構成図では、
基本的にNGである、相互再配布を前提に考えていますので、
上2つの設定が投入されると、EIGRP外部ルート(AD170)が
生まれ問題が発生してしまいます。この EIGRP外部ルートは、
拠点側のOSPF経路情報が再配布されて生まれる外部ルートでは
ないことがポイントです。
これが相互再配布を難しくしている一因だと思っています。

CE1,CE2 で default-infomation originate を使用したい所
なんですが、要件により相互再配布させないといけない場合
があり、そこを意識し今後は考察していきます。結論から言えば、
回避策・解決策は、ADの調整&回り込みルートの in 制限です。


最後までお読み頂きありがとうございました。

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3, 心の中に優しい風を吹かせよう!

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4, おわりに

少し前の話ですが、CCNAとCCNPって札幌市の推奨資格に
認定されたのですね。画期的です。( http://tinyurl.com/9mmb2 ) 
CCNPといえば、GeneさんのCCNP問題集 ( BCRAN & CIT ) が書籍に
なったようです。解説が本当にすばらしく、一押しの問題集です。
これから BCRAN, CIT 受験を控えている方、是非ともどうぞ!

Cisco CCNP問題集 BCRAN     ( http://tinyurl.com/9tohj ) 
Cisco CCNP問題集 CCNP CIT  ( http://tinyurl.com/dlopf )

ところで、CCIEの王道ともいえる参考書とはなんでしょうか。
それはやはり圧倒的な支持と評価の高いこれらの参考書だと思います。

CCIE Written に必須 ( LAB にも必須 )
Routing TCP/IP Volume 1 ( http://tinyurl.com/8r28l )
Routing TCP/IP Volume 2 ( http://tinyurl.com/7w8h2 )

CCIE Lab に必須
CCIE Practical Studies, Volume 1 ( http://tinyurl.com/86z7r )
CCIE Practical Studies, Volume 2 ( http://tinyurl.com/9hazc )

CCIE取得に必要な英語力を培う上でも、これらの洋書を毎日
コツコツ読んでおくことが 合格への近道ではないかと思っています。

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