―――― Cisco技術とCisco資格 to be CCIE No.048 ―――――

=== INDEX ===================================== 2005/02/26 ==

 1, はじめに
 2, Today's TOPIC ― ルーティング認証 ― 
 3, 心の中に優しい風を吹かせよう!
 4, いけてるCiscoコマンド ― 勉強時間の節約偏 ― 
 5, おわりに

============================== a circulation of about 2700 ==

1, はじめに

2006年2月23日、Cisco ISR Router教科書がついに発売です。
この参考書の発売を楽しみに待っていた方は多いのではない
でしょうか。ISR Routerは、サービス統合型ルータという
だけあり、このルータ一台でIPsec,Firewall,VoIP,CCMEなど
まさにワンストップソリューションともいえるルータです。
詳細は目次にある通りなのですが、Cisco ISR 3800シリーズ
といえば、CCIEラボでも使用される機器ですよね。是非この
Cisco ISR Router教科書で、ハードの知識も深めましょう。

CCIEといえば、1月のことですが、メルマガの相互紹介にある
KunioさんもCCIEに合格されました!あらためてCCIE合格、
おめでとうございます!本当に素晴らしくめでたい話です。
メルマガではIPv6のお話も始められています。とても参考に
なるメルマガです。みなさんも是非活用しましょう!

http://www.mag2.com/m/0000145302.html

今月号からCCIEネタを始めたいと思っていたのですが、
申し訳ないことにコンテンツ作成が間に合いませんでしたので、
来月号からになります。頑張りますので宜しくお願いします。

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2, Today's TOPIC  ― ルーティング認証 ―

さて、前回のpassive-interfaceから考えるセキュリティですが、
passive-interfaceの用途として、以下の3つを挙げました。

1、無駄なトラフィックの防止
2、無駄なネイバーの防止
3、ネットワーク境界上でのアップデート防止

突き詰めれば、全て同じ1つの理由に辿り着きそうな感じな
ことはさておき、3は経路情報が漏れることを防止する為にも
必要であると解説しました。

でも例えば、あるセグメントでルータ間では経路情報のやり取り
を行いたいけれど、そのセグメントに存在する、ルーティング
プロトコルをおしゃべりするサーバから送られてくる経路情報を
受信したくない場合は、あるいはそれに送信したくない場合は
どうすればいいでしょうか。そのような要件の解決の一つとして
「ルーティング認証」があげられます。

RIPの経路情報をやりとりくらいできるサーバは多くあるので、
RIPv2を導入する時は、必ず認証の設定をセットにしています。
そういうわけで、今回は RIPv2 認証について解説していきます。

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● RIPv2の認証設定

先ず認証設定ができるのはRIPv2であり、RIPv1は出来ません。
CiscoルータでのRIPv2では、以下の2つの実装をサポートです。

・ 平文認証 ( Plain Text authentication )
・ MD5 認証 ( Message Digest authentication )

認証設定をenableにした時のデフォルト認証モードは、前者。
つまり認証設定をしても、暗号化されていない認証パスワード
が、やり取りされるRIPv2のパケットに含まれることになるので
パケットキャプチャーするとパスワードが分かってしまいます。
そういうわけで、デフォルトの認証モード ( 平文認証 ) は、
MD5認証に変更してあげることを、シスコも推奨しています。

それでは実際の設定を見ていきます。先ず、key の定義。

(config)# key chain Cool
(config-keychain)# key 1
(config-keychain-key)# key-string cisco

key chain はローカルのものなので、対向ルータと文字列を
同じにする必要がありません。key chain は、ジャラジャラ
と鍵のついた鎖 ( chain ) です。次の key の番号は、認証
モードが plain text の場合、同じにする必要はありません
が、認証モードが MD5 の場合、対向ルータと同じにする必要
があります。最後の key-string は、パスワードなので、
対向ルータと必ず、同じ文字列を定義する必要があります。

次に認証対象ですが、インターフェースごとに定義できます。
今回は、FastEhernet0/1 のインターフェース上で定義します。

(config)# interface fastethernet0/1
(config-if)# ip rip authentication key-chain Cool
(config-if)# ip rip authentication mode md5

今回の設定では認証モードを MD5 にしていることから、
対向ルータと以下3つを同じにする必要があります。
※ MD5で key 番号が異なっていても認証される時があります。

1 認証モード ( MD5 )
2 key-string ( cisco )
3 key番号 ( 1 )


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
Reference ( http://www.cisco.com/warp/public/105/50.html )

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3, 心の中に優しい風を吹かせよう!

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4, いけてるCiscoコマンド ( 勉強時間の節約編 )

logging synchronous

検証、現場ともに役立ちます。かなりいけてます。このコマンドは
console ポートに設定します。コマンド入力の作業中にコンソール
メッセージがでると、カーソルがその後に移動して入力作業が邪魔
されることがよくあります。それを解消するコマンドなのです。
つまり、コンソールメッセージが出力されても、そのカーソルは
すぐに入力ラインに引き戻されるます。いつも感動しています。

privilege level 15

検証時に役立ちます。例えば line vty や console に設定します。
例えば、ルータに telnet すると、telnetパスワードをいれた後に
特権パスワードをいれてようやく特権モードに入りますが、これを
設定していると、telnet後にtelnetパスワードを入力して認証され
たら、すぐに特権モードです。特権パスワードが入れる必要がなく
なります。私の検証用ルータや会社のラボルータにも入れています。
めちゃくちゃ便利です。本当に作業効率が上がります。パスワード
入力が一回だけでいいのか、二回の必要があるのか、それだけの事
ですが、是非いちど設定してみて下さい。すばらしさを実感できます。
但し、セキュリティ的に問題なのであくまでも検証用でご使用下さい。

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5, おわりに

なんと、インターネットルーティング入門の第二版が、今年の
1月に発売されているではありませんか!この参考書は「入門」
とタイトルにありますが、中級者、上級者にもかなり役立ちます。
Amazonレビューでも、相変わらず評価が高いようですね。
この中でも特にいけてる解説は、やはり「OSPF」と「BGP」です。
ネットワーク技術者として、ご飯を食べていく人には必須の
知識となるエッセンスが詰まったこの参考書。とてもお勧めです。

インターネットルーティング入門 第2版 (http://tinyurl.com/g9n6a)

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