―――― Cisco技術とCisco資格 to be CCIE No.049 ―――――

=== INDEX ===================================== 2005/06/11 ==

 1, はじめに
 2, Today's TOPIC ― ルーティング認証 その2 ― 
 3, 心の中に優しい風を吹かせよう!
 4, いけてるCiscoコマンド ― 愉快なコマンド偏 ― 
 5, CCIE Challenge その1 ― CCIE (350-001) ―
 6, おわりに

============================== a circulation of about 3000 ==

1, はじめに

発行者の Cool です。久々の発行となり申し訳ありません。
CCIE筆記やラボ対策のネタを書いているうちに、ちょっと
サイトの技術ネタが乏しいと思い補完作業に追われてました。

そのうちの一つとしてフレームリレーネタを作ったのですが
CCIEラボ試験を受験して頂ければ分かると通り、ここで紹介
している技術内容は必須のものです。実際に得点するには、
このNBMA上のネットワークでどのように他の技術を適用させ
ていくかがキーとなります。ただ、あくまでも土台の話です。
→ http://www.infraexpert.com/study/study7.htm

前回申し上げた通り、今回からCCIEネタを書いていきたいと
思います。今回だけは筆記試験のネタで次回からラボ試験の
ネタです。ラボ試験のネタは多くあるので複数回に分けます。

ところで最近、なぜか会社で資格、資格、資格みたいな話に
なっていて、今更なぜ?と思っていたら、シスコ認定販売
パートナーの紹介欄で、認定資格も紹介されるようになった
からでしょうか・・・? ( http://tinyurl.com/fshsz )
ここにある資格は、いわゆるCCNA/CCNP/CCIEなどの資格では
なくSpecialist資格です。うちの会社こんな資格をこんなに
持っていたかな・・・と思うのは私だけではないと思います。

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2, Today's TOPIC  ― ルーティング認証 その2 ―

前回、セキュリティに関する解説でRIPv2による認証設定を紹介
しましたので、今回はEIGRPとOSPFによる認証設定を紹介します。
EIGRPの場合はRIPv2と同様にインターフェースごとに認証設定
ができます。OSPFの場合はRIPv2とEIGRPと同様に、I/F ごとに
設定できるうえに、エリアでの認証設定も行うことができます。

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● EIGRPの認証設定

先ず、RIPv2と同様に認証のために「 Key 」の定義を行います。

(config)# key chain Cool
(config-keychain)# key 1
(config-keychain-key)# key-string cisco

詳細説明は前回の内容をご確認下さい。イメージは次の通りです。
ジャラジャラと鍵のついた鎖( chain ) の中から、鍵( key ) の
1番を取り出し、鍵のパスワードを ( cisco ) として作成します。

次に、RIPv2と同様にインターフェースに認証設定を行うのですが、
インターフェースに先ほど定義した鎖 ( key-chain ) を実装させ、
パスワード( cisco )をセットし、最後に認証モードを定義します。
EIGRPの場合は平文認証がなくMD5認証だけなので設定は以下です。
※ ここではEIGRPのAS番号を100と定義しFa0/0に適用しています。

(config)# interface fastEthernet0/1
(config-if)# ip authentication key-chain eigrp 100 Cool
(config-if)# ip authentication mode eigrp 100 md5

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● OSPFの認証設定 - インターフェース認証 -

OSPFの場合は、インターフェースごとの認証設定と、エリアごとの
認証設定の2パターンがあります。先ず、インターフェースごとに
行う認証設定を紹介しますが、RIPv2やEIGRPとは異なり鍵の鎖を
作成する必要はなく、以下のようにして鍵を作成してパスワードの
定義を行い、認証モードを定義します。ここでは平文認証の設定。

(config)# interface fastEthernet0/1
(config-if)# ip ospf authentication-key cisco
(config-if)# ip ospf authentication

MD5暗号化パスワードを使用するMD5認証の設定は以下となります。

(config)# interface fastEthernet0/1
(config-if)# ip ospf message-digest-key 1 md5 cisco
(config-if)# ip ospf authentication message-digest    

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● OSPFの認証設定 - エリア認証 -

エリア認証を定義した場合は、そのエリアに所属するすべてのI/F
上で認証設定が有効になります。つまりエリア認証にした場合は、
各I/Fに認証を定義する必要がなくなるのです。例えば、Fa0/1 が
エリア 0に所属している場合、以下のようにI/F上での認証設定が
不要になります。以下はエリア0での平文認証の設定となります。

(config)# interface fastEthernet0/1
(config-if)# ip ospf authentication-key cisco

(config)# router ospf 1
(config-router)# area 0 authentication

MD5暗号化パスワードを使用するMD5認証の設定は以下となります。

(config)# interface fastEthernet0/1
(config-if)# ip ospf message-digest-key 1 md5 cisco

(config)# router ospf 1
(config-router)# area 0 authentication message-digest

ちなみに、あるABRにてAREA 0で認証がイネーブルとなり、
もう一方のエリアがトランジットエリアでバーチャルリンクが
確立されていた場合は、バーチャルリンク上でも認証設定が
必要となるので、その場合はインターフェースにではなくて、
Virtual-linkにパスワード設定を行います。以下の設定では、
トランジットエリアが10として、1.1.1.1と2.2.2.2との間で
仮想リンクが確立されている状態を前提とします。MD5認証です。

(config)# router ospf 1
(config-router)# area 10 virtual-link 1.1.1.1 authentication
message-digest authentication-key cisco
(config-router)# area 0 authentication message-digest

(config)# router ospf 1
(config-router)# area 10 virtual-link 2.2.2.2 authentication
message-digest authentication-key cisco
(config-router)# area 0 authentication message-digest

設定完了後、以下のコマンドでステータスを確認しましょう。
→ show ip ospf interface, show ip ospf virtual-links

この辺りになると、さすがにあまり実務では役立てません。
次回は、より実務で役立つもの( SSH接続 )を紹介します。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

Reference ( IOS Command - http://tinyurl.com/rgew5 - )
Reference ( http://www.cisco.com/warp/public/105/50.html )
Reference ( http://www.cisco.com/support/ja/104/25.shtml )
Reference ( http://www.cisco.com/support/ja/105/50.shtml )

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3, 心の中に優しい風を吹かせよう!

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4, いけてるCiscoコマンド ( 愉快なコマンド編 )

reload slot

Catalyst3750を導入する場合、スタック構成で導入するパターンが
結構あると思います。スタック構成を組むとshow switchコマンドに
よりスタックメンバーの番号が表示されます。この番号がそのまま
スロット番号みたいなものなので、例えば、4台のスタック構成で
3台目のC3750だけをリロードしたい場合「reload slot 3 」と入力
します。このコマンドはモジュールをピンポイントでリロードする
ことができる。CatOSの「reset」コマンドに似ていますね。
→ C3750のスタック構成の参考URL (http://tinyurl.com/zkg9f)

reload at

このコマンドにより例えば何時何分にスイッチをリロードさせると
時間指定することができます。例えば、16時15分に再起動させたい
場合は「reload at 16:15」と入力します。show reloadで再起動の
スケジュールを確認できます。一分前には警告表示も出てきます。
こんな怪しく危ないコマンドを誰が使用するのだろうか・・・と
何だか横着なコマンドで愉快だなあ、「アハハッ」と思いまして、
今回は「愉快なコマンド編」にしました。とても無理がありますね。

さらに愉快なコマンド編といいながら、ともにネットワーク機器を
再起動させるというという reload 系のとても危険なコマンドです。
reload slotは実際に使用できるものであり大切なコマンドですが
reload atについては「こんなのありますよ」というただの紹介です。
「愉快なコマンド編」を読まれて不愉快になった方、すみません。

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5, CCIE Challenge 1  ― CCIE Routing & Switching Written ―

CCIEに関連するネタを書いていく新コーナーです。CCIEを目指して
いる皆さんの試験勉強のお役に立てればと思います。今回は一回目
ということで、CCIE(350-001)筆記試験について受験記と受験対策
について紹介します。ラボ試験同様に筆記試験もネタ分割しようと
思いましたが筆記試験ネタは今回で終わりです。これをメルマガに
書いていくのも読みにくいので、以下に全てをアップ致しました。

CCIE ( 350-001) 2006年受験対策 その1
→ http://www.infraexpert.com/info/cciediary.htm

CCIE ( 350-001) 2006年受験対策 その2
→ http://www.infraexpert.com/info/cciediary2.htm

CCIE ( 350-001) 2006年受験対策 その3
→ http://www.infraexpert.com/info/cciediary3.htm

お読み頂ければ分かると思いますが、要は、筆記試験といっても
筆記試験をパスするために必要な知識は、ある程度はラボにリンク
している所があるので、着実にしっかりと勉強した方いいという事
です。あとは確かな技術力と英語力を身に付けるためにも、シスコ
が推奨しているオフィシャルガイド( http://tinyurl.com/rbwow )
で勉強していくことが色々な意味で確実だと思います。CCIE関連の
参考書については、お勧めの参考書だけでなく、現役引退の参考書
についても紹介したので、以下をご参照頂ければと思います。
CCIE参考書→ http://www.infraexpert.com/info/cciebook.htm

次回はリアルタイムではないのですが2006年のCCIEラボ受験記です。

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6, おわりに

CCIEは筆記もラボも英語の問題です。CCIEラボについては試験
問題だけでなく試験に際し対応してくれるプロクターについても
外国人( 確かオーストラリア人?)である為、ある程度の英語の
スピーキング力があれば問題解決にあたりとてもプラス要素です。

スピーキング力はさておき、一定レベルの英語読解力があれば
思い込みによる設定ミスや、解釈ミスによる設定ミスを回避する
ことができます。問題は基本的な英文で構成されていることから
あとは単語力だと思います。英語学習に割ける時間はあまりない
と思いますが例えば、DuO 3.0 ( http://tinyurl.com/krddl ) 
なんてどうでしょうか。私は以前のバージョンのもの使用してい
るのですが、レビューで絶賛されているとおりの英単語集であり
本当に短時間で大きな成果が得られる良い英単語集だと思います。

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