ネットワークエンジニアとは
ネットワークエンジニアとは、個々のコンピュータをスイッチやルータといわれる専用機器に結び、
専用機器を介して、個々のコンピュータの情報を快適にやりとりできるネットワークをつくりあげる
技術者のことです。その [ ネットワークのシステム作り
] がネットワークエンジニアの仕事であり
実際に個々のコンピュータをネットワーク機器に接続するためのLANケーブルの敷設や物理接続
などの「LAN配線業者」のことは、現在では、一般的にネットワークエンジニアと言われていません。
また、Windows, Linxu, UNIXなど各種サーバの技術者は
[ サーバエンジニア ] と言われています。
※ ネットワークエンジニアはさらに「情報システム側」と「ベンダー側」の2つに大きく分類できます。
ネットワークエンジニアの仕事内容
ネットワークエンジニアの仕事内容である 「ネットワークのシステムをつくりあげる」
とは、大きく
[ 設計 ] [ 構築 ] [ 運用 ] [ 保守 ]
の4つに分類することができます。各項目を簡単に説明すると
[ 設計 ] により構築するネットワークシステムの理論情報を確立し、[構築
] によりネットワークの
専用機器のソフトウェアコンフィグレーションを行います。ネットワークシステムの構築完了後では
ネットワークシステムの一部の変更や増設などを
[ 運用 ] で行い、機器に障害が発生した場合
障害切り分けを行い障害機器を正常機器に取り替えるなどの
[ 保守 ] を行います。上記説明の
ネットワークエンジニアの仕事内容は「ネットワークエンジニアの仕事の分類」で詳細説明します。
システムエンジニアとの違い
システムエンジニアとは、個々のコンピュータ上で動作するソフトウェアの企画、設計、開発などを
行う技術者のことです。ネットワークエンジニアが[
ネットワークシステム ]を作り上げるのに対して
システムエンジニアは、プログラミング言語を駆使して
[ コンピュータシステム ] を作り上げます。
コンピュータシステムにより価値ある情報が生み出され、ネットワークシステムによりその情報を
みなで共有することができるのです。一般的にソフトウェアの開発
( プログラミング ) を行う人を
プログラマー( PG )、企画・設計を行いPGを取りまとめる人をシステムエンジニア(
SE )と言います。
※ システムエンジニアの立場にある人が企画・設計だけでなく開発を行う職場も多くあります。
ネットワークエンジニアに求められる技術力
ネットワークエンジニアに求められる技術力は
[ TCP/IP ] [ スイッチング技術 ] [ ルーティング技術
]
をコアとして、その他 [ QoS, Multicast,
WAN, Securuity, Voice ] などの技術力も必要になります。
また、ネットワーク機器の市場で圧倒的なシェアを誇る
[ Ciscoルータ, Catalystスイッチ ] に関する
技術力は必須です。また、ネットワークエンジニアでも各種サーバの一定レベルの知識は必要です。
一方で、システムエンジニアは、プログラミング言語とIT技術全般の技術力が必要とされています。
※ ネットワーク技術力の身につけるためには「ネットワークエンジニアになるために」をご参考下さい。
ネットワークエンジニアは文系と理系のどちらが有利?
システムエンジニアの場合、一般的に
[ 理系 ] である方が有利であるとされていますし、実際に
理系の論理思考などは仕事に役立つことと思います。一方で、ネットワークエンジニアについては
文系の方が有利であるとか、理系の方が有利であるとかは、全くないと断言することができます。
ネットワークエンジニアに最も必要なものは
[ 知的探求心、知的好奇心 ] と言われており、つまり
常に新しいもの、色々なネットワーク分野に関する技術を生涯学んでいけるかがポイントとなります。
また、ネットワーク文書は最新のものは英語であることが多く、[
英語力 ] は必要になってきます。
ネットワークエンジニアの名称について
システムエンジニアの場合は略して [
SE ]、プログラマーは [ PG ] と名称があり、職種としても
その認知度は確立されていますが、ネットワークエンジニアの場合は略して
[ NE ] なのですが
一般的にそのように呼ばれることはあまりありません。また、ネットワークエンジニアの場合は、
提案 ・ 設計 に従事している技術者を
[ SE ]、構築 ・ 保守に従事している技術者の事を
[ CE ]
と定義している会社も多くあります。SEはシステムエンジニアと同様の略ですが、ネットワークの
システムのエンジニアという観点からネットワークエンジニアでも
[ SE ] と定義しているのです。
一方で [ CE ] は [ カスタマーエンジニア
] の略です。情報システム側のネットワークエンジニア
の場合は浅く広く [ 設計、構築、運用、保守、監視
] に従事するのでSEと位置づけられています。
※ 企業によっては、ベンダー側のネットワークエンジニアでも
[ 提案、設計、構築 ] 全てを SE で行う場合もあります。
ネットワークエンジニアとシステムエンジニアの違い
| ネットワークエンジニアとシステムエンジニアの違い |
| 特性 |
ネットワークエンジニア |
システムエンジニア |
| 仕事内容 |
ネットワークシステムをつくりあげること |
コンピュータシステムをつくりあげること |
| 求められる技術力 |
ネットワーク技術、サーバ基礎技術 |
プログラミング技術、IT技術全般 |
| 有効となる国家資格 |
テクニカルエンジニア ( ネットワーク ) |
基本情報技術者試験 |
| 有効なベンダー資格 |
CCNA/CCNP/CCIE |
MS, Oracle, SUN系の資格 |
| 文系・理系の有利 |
特になし |
一般的に理系の方が良しとされる |
| 実社会での名称 |
SE : 提案、設計を主として従事している場合 |
SE : 提案、設計を主として従事している場合 |
| CE : 構築、保守を主として従事している場合 |
PG : ソフトウェア開発を主として従事している場合 |
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