◆ ネットワークエンジニアとして成功するために

 ネットワークエンジニアには、幅広い製品に対するネットワーク技術力が求められますが、高度な技術力
 と高額年収を得るためには選択と集中が重要です。ここでいう「選択と集中」とは以下の意味となります。

 01. 自分が得意分野とする製品を
選択
 02. スキル習得の際にその製品に
集中

 幅広いメーカーの製品を取り扱えるネットワークエンジニアの方が需要があるかもしれませんが、人生の
 限りある時間と経験値の観点から、どのメーカーのスキルも中途半端になってしまう可能性が高いです。
 だからこそ、自分で得意分野としたい製品に狙いを定め、集中的にその製品に対するNW技術力を磨いた
 方がいいです。例えば、面談において上司にキャリアプランを語るなかでそのような流れが生まれるよう
 にしたり、なるべくそういった案件を希望したりと、上手く仕事をしていくことが大切です。

 私にとって以下4社が選択と集中の対象であり、これらのメーカー製品に集中してスキルを高めています。
 これらの製品が各製品分野でデファクトスタンダードである点、
製品自体が高価で高機能であることから
 大規模案件を受注できる可能性が高い点、この2点が理由で、当方にとって選択と集中の対象としています。

Cisco Systems F5 Juniper Networks Paloalto


 NWエンジニアとして成功するためにCisco、F5、Juniper、Paloalto製品に習熟していることが重要である
 というわけではなくAPRESIA、AlaxalA、A10、FireEye、YAMAHA、Citrix、VMwareなどの製品でもOK
 であり、要はみなさんが所属しているベンダーで取り扱っている製品に対して、全製品精通するスタンスで
 スキルアップをしていくのではなくて、
ある程度狙いを定めキャリアアップしていくことが大切ということ。



 ◆ 前提 その1 - ベンダー側のネットワークエンジニアに限定

 話が前後してしまうのですが、今回の記事はベンダー側のネットワークエンジニア向けのネタとなります。
 情報システム側にいるネットワークエンジニアの場合は自社のネットワークに最適なメーカー選定も行う
 立場にあるだけでなく、担当範囲によりネットワーク機器だけでなくサーバ機器も扱える必要があるなど
 実に幅広いスキルが必要とされるので、特定のメーカに絞ってスキルアップするのは難しいかと思います。



 ◆ 前提 その2 - 他メーカーの機器の仕様やスペックは幅広く理解

 設計/構築が担当範囲なら必要ないのですが、プリセールスなどで提案活動するためには他メーカーの
 製品のスペック、詳細な仕様、独自機能などは理解しておく必要があります。当方もこの種の情報収集
 はしっかりと行っており、提案資料の機器比較において発生する質疑応答でその知識を生かしています。



 ◆ 前提 その3 - L2スイッチ(エッジスイッチ)については幅広いスキルを!

 ネットワークシステムの中核となる製品については選択と集中を行うことが大切ですが、エッジスイッチ
 となる Layer2 スイッチについては、幅広いメーカーのスキルを身につけておくことが大切です。大規模
 案件でエッジスイッチを数百台以上導入することになった場合は、特価申請を行ってCatalystスイッチの
 原価を引き下げることが出来ても、構成によってはAPRESIAやAlaxalAを数百台導入する方が大幅に提供
 価格を抑えられる場合もあります。案件を失注してしまっては元も子もないのでこの辺りはバランスよく。



 ◆ 前提 その4 - ネットワークエンジニアとしての「成功」とは何かを考える

 メーカーを限定せずに、幅広く色々な機器に精通していること、精通しようとする心構えは大切ですが
 時間には限りがあります。私の場合、機器と向き合う時間より人と接する時間を大切にしたいと考えて
 います。当方のスタンスとして、難易度が高くても規模が大きくても、Cisco、F5、Juniper、Palo製品
 の導入案件は完全に遂行する前提で、他メーカー製品ギッシリの案件は、当方のようなこだわりのない
 方に担当して頂くようなかたちでお仕事を進めることができました。そもそも他人が受注したNW案件
 を当方が対応することは基本的になく、当方が受注させた案件を当方が対応するというスタンスでした。

 結果、
暗黙の役割分担が確立されて、Cisco、F5、Juniper、Palo製品への集中的な技術学習の投資を行う
 ことができて、それによって生まれたCCIE取得、年収アップ、Cisco推進派としての確立など、当方には
 プラスのスパイラルが生まれました。そして現在とても楽しく仕事をしているので私にとっては成功です。




 ◆ 追記 : 管理職になると・・・

 管理職になると、当然ですが上述のような仕事の進め方は厳しくなります。引き続き自身の得意分野は
 Cisco、F5、Juniper、Palo製品とするものの、課員の作り上げるNWシステムに責任を持つ必要があり、
 幅広い製品の技術に一定のスキルがないと課員のリソース不足時に自分の首を絞める事になるからです。



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