EtherChannel - Option -



 ( 任意 ) PAgP学習方式とプライオリティの設定

 PAgPでネットワークデバイスは、PAgP物理ラーナーまたはPAgP集約ポートラーナーに分類されます。
 物理ポートでMACアドレスを学習してその情報に基づいてフレームを転送するのが物理ラーナーであり
 論理ポートでMACアドレスを学習してその情報に基づいてフレームを転送するのは集約ラーナーです。
 これらはリンクの両端で同じ必要があります。尚、現行機種はほぼデフォルトで集約ポートラーナーです。
  
 PAgPでは、対向機器が物理ラーナーでローカル機器が集約ラーナーの場合、自動検出できません。
 従って、対向機器がCat1900などのレガシー機種で物理ラーナーである場合、ローカル機器においても
 物理ラーナーに設定する必要があります。その場合、負荷分散は [ src-mac ] とする必要があります。
 物理ラーナーの設定は上記のような場合のみに使用します。デフォルトは [ aggregation-port learning ]


 Catalyst(config-if)# pagp learn-method physical-port


 チャネルグループ内の1つのポートで全てのトラフィックの伝送を行うように設定して、他のポートをホット
 スタンドバイに使用することもできます。アクティブに選択した[ 1つ ] のポートでハードウェア信号が検出
 されなくなった場合、数秒以内にグループ内の未使用ポートに切り替えて動作させることができます。
 パケット伝送用に常に選択されるようにする為には、以下のコマンドにより他のポートよりもプライオリティ
 値を高くしてあげる必要があります。Priority値のデフォルト値は[ 128 ] で指定可能な範囲は [ 0〜255]。


 Catalyst(config-if)# pagp port-priority priority


 

 ( 任意 ) LACPホットスタンドバイポートの設定

 PAgPの場合、EtherChannelの最大の対象ポート数は [ 8 ] ですがLACPの場合は [ 16 ] となります。
 しかし、アクティブになれるのが [ 8 ] ポートだけなので、アクティブポート数としてはPAgPと同じです。
 LACPにて最大の対象ポート数は [ 16 ] とした場合、残りの [ 8 ] ポートはスタンバイモードにあります。
 アクティブモードとスタンドバイモードは、LACPプライオリティに基づいて決定されます。ソフトウェアは、
 LACPを操作するシステム間の全てのリンクに、以下の要素で構成された一意のプライオリティを割り
 当てます。プライオリティ順は @ → C となります。尚、設定変更可能な値は@とAのものとなります。

LACPプライオリティ
システムID ポートID
@ LACPシステムプライオリティ A システムID ( スイッチのMACアドレス ) B LACPポートプライオリティ C ポート番号

 プライオリティを比較する場合、数値的により低い値がより高いプライオリティとなります。アクティブと
 スタンドバイポートを決定するためには、先ず、@とAにより形成されるシステムIDを持つ機器を選択
 します。次にそのシステムでBとCで形成するポートIDに基づきアクティブ、スタンドバイを決定します。

 以下はLACPシステムプライオリティの設定です。デフォルト値 [ 32768 ]、指定可能範囲 [ 1 - 65535 ]


 Catalyst(config)# lacp system-priority priority


 以下はLACPポートプライオリティの設定です。デフォルト値 [ 32768 ]、指定可能範囲 [ 1 - 65535 ]


 Catalyst(config)# lacp system-priority priority


 



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