Multicast Conceptual Model



 マルチキャストの全体概念図

 ルータとホストの通信でどのようなプロトコルを使用するのか、マルチキャストルーティングプロトコルには
 どのような種類があるのか、マルチキャストトラフィックはどのような転送方式をとるのかなど、全体的な
 マルチキャスト伝送のイメージをつかむために、下図のマルチキャストの概念モデル図を見てみましょう。





 マルチキャストで使用される用語説明


 最初にマルチキャストの基本用語を以下に説明します。

 用語  説明
 マルチキャストルータ  マルチキャスト対応のルータ。Ciscoルータではグローバルモードで、
 ip multicast-routing と設定すればマルチキャストルータとなる。
 マルチキャスト IP アドレス  クラスD ( 224.0.0.0 〜 239.255.255.255 ) を使用するアドレス
 マルチキャスト MAC アドレス  01-00-5E から始まるMACアドレス
 マルチキャストグループメンバー  マルチキャストトラフィックを受信するホスト
 マルチキャストグループ  マルチキャストトラフィックを受信するホストの集まり


 次に上図にあるマルチキャストルーティングプロトコルや転送ツリーなどの用語について以下に説明します。

 用語  説明
 Sender  マルチキャストパケットを送信するホスト ( サーバ )
 Receiver  マルチキャストパケットを受信するホスト ( クライアント )
 Fast-Hop Router  Sender のセグメント上に接続されているルータ
 Last-Hop Router  Receiver のセグメント上に接続されているルータ
 Upstream  上流。マルチキャストトラフィックが送信元に向かう方向
 Downstream  下流。マルチキャストトラフィックが宛先に向かう方向
 Distribution Tree  マルチキャストパケットを転送するために、マルチキャストルーティングプロトコル
 により作られるツリー。マルチキャストツリーには、送信元ツリー共有ツリー
 がある。ディストリビューションツリーは転送 or 配送 or 分散ツリーとも訳される。
 IGMP  ルータとホストとの間でマルチキャストパケットをやりとりするためのプロトコル。
 IGMPv1, IGMPv2, IGMPv3 の 3 つのバージョンがある。
 IGMP Snooping  マルチキャストフレームをスイッチの全ポートからフラッディングさせないように、
 マルチキャストパケットをのぞき見してくれる技術。スイッチで使用する。
 CGMP  マルチキャストフレームをスイッチの全ポートからフラッディングさせないように、
 マルチキャストメンバーの情報をルータとスイッチとでやり取りするプロトコル。
 ルータとスイッチで使用するシスコ独自のプロトコル。
 MBGP,MSDP  AS間、ドメイン間で使用されるマルチキャストルーティングプロトコル
 PIM, MOSPF, CBT, DVMRP  AS内、ドメイン内で使用されるマルチキャストルーティングプロトコル



※ Resource : IPマルチキャストネットワーク開発ガイド Vol 1 BCMSN認定テキスト 第二版 マスタリングTCP/IP マルチキャスト編
  
   

 マルチキャストのアドレッシング  マルチキャスト IGMPv1 →

ネットワークエンジニアとして

Copyright(C) 2002-2008 Cool. All Rights Reserved