WRED - Configuration -



 WREDとは

 WREDの実装方式を細かく分類するとWRED、DWRED、Flow-based WRED、Diffserv WREDの4種類があります。
 これらに共通している基本的な考え方としては、I/Fにパケットが着信すると平均キューのサイズが計算されて
 minimum queue threshold よりも小さい場合、着信パケットはキューに格納されて、minimum queue thresholdと
 maximum queue threshold の間の場合、トラフィックの優先度に応じてパケットがランダムに破棄されるかまたは
 キューに格納されます。そしてmaximum queue thresholdを越えていればすべての着信パケットがドロップされる。

 DWERDはVIP( Versatile Interface Processor ) のために使用されるWREDです。それ故にDWREDはCisco7000
 やCisco7500上などで実装されます。DWREDのコンフィグはWREDと同じ方法でコンフィグされるので、DWREDの
 ためのコンフィグというのは意識する必要がありません。VIP上でWREDを有効にすれば、それはDWREDなのです。

 


 WREDの有効化

, 以下のコマンドによりWREDを有効化させます。VIP上のI/Fでこのコマンドを使用すればDWREDが有効になる。


 Cisco(config-if)# random-detect


 この一行を設定することによりWREDのすべてのデフォルトパラメータが有効になるので、WREDを有効にする
 ために他のコマンドは必要ありませんが、WREDのデフォルトパラメータを変更するためには以下で変更します。
 以下の設定により、平均キュー長を計算するために使用する [ weight factor ] を変更できます。default = 9


 Cisco(config-if)# random-detect exponential-weighting constant exponent


 以下の設定により各 precedence に対して、パケットをランダムに廃棄し始める minimum queue threshold
 全てのパケットを廃棄し始める maximum queue threshold、パケットをランダムに廃棄し始める時の平均数を
 定義する値(denominator)を定義するすることができます。各デフォルト値は precedence 値により異なります。


 Cisco(config-if)# random-detect precedence precedence min-threshold max-threshold mark-prob-denominator


 WREDの設定は、インターフェースレベルだけではなく、Class-Based上にも設定することができます。



 Flow-Based WRED

 Flow-based WREDを有効にする場合、先ず最初に WRED を有効にする必要があります。


 Cisco(config-if)# random-detect


 次に Flow-based WREDを有効にします。


 Cisco(config-if)# random-detect flow


 任意の設定として、Flow-based WREDで使用する threshold multiplier は以下のコマンドで変更できます。


 Cisco(config-if)# random-detect flow average-depth-factor sacling-factor


 任意の設定として、Flow-based WREDで使用する最大のフローカウントは以下のコマンドで変更できます。


 Cisco(config-if)# random-detect flow average-depth-factor sacling-factor




 DSCPを利用したWRED

 WREDはPrecedence値だけではなく、DSCP値をもとにパケット廃棄率を計算することができます。


 Cisco(config-if)# random-detect dscp-based


 上記設定を有効にした場合、DSCP値に対する 「minimum threshold」、「maximum thresholds」
 「mark-probability denominator」を定義することができます。デフォルト値はDSCP値により異なります。


 Cisco(config-if)# random-detect dscp dscp-value min-threshold max-threshold mark-prob-denominator


 上記設定はprecedence値の設定と同様に、I/F上だけでなくClass-Based上にも設定できます。WRED

 

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