Class-Based Shaping



 シェーピングとは

 シェーピングとは、特定のトラフィックに対してインターフェース上で送信できる帯域幅を制限することができる
 技術です。シェーピングはポリシングとは異なりCIRを越えるトラフィックは破棄されずに、キューにバッファされ
 ます。バッファされるということから遅延が発生することになります。また、超過トラフィックが高いレートで持続
 された場合、バッファから溢れてパケットが破棄される可能性があります。※ shapingとpolicingの違いの詳細

ポリシング シェーピング
基本機能 CIRを超える超過パケットは破棄、
またはマーキングしてから転送する
CIRを超える超過パケットはバッファリング
設定コマンド Class-Based Policing ( policeコマンド )
CAR ( rate-limitコマンド)
Class-Based Shaping ( shapeコマンド )
FRTS ( frame-relay traffic-shapetコマンド)
GTS ( traffic-shapeコマンド )
着信I/Fへの適用 ×
発信I/Fへの適用
バースト バーストを伝搬する。平滑化は行わない。 平滑化する。バーストは制御する。
利点 キューイングによる遅延が起らない。 超過パケットが廃棄される可能性は少ない
欠点 超過パケットが廃棄される結果、TCPウィンドウサイズが絞られ該当トラフィックの出力レートが下がる 超過パケットキューイングによる遅延が発生する。





 Classs-Based Shaping ( shapeコマンドの使用 )

 シェーピングには、shapeコマンドによるClass-Basedのシェーピング、traffic-shapeコマンドによるI/Fに適用
 できるシェーピング、frame-relay traffic-shapeコマンドによるFR用のシェーピングの3つの種類があります。

 shapeコマンドを使用をする前提は、ポリシングの対象を定義をしてポリシーマップ上のclass-map上にコマンドを設定することです。

 Cisco(config)# policy-map name
 Cisco(config-pmap)# class name
 Cisco(config-pmap-c)# shape [ average | peak ] cir bc be



shapeコマンド 説明
average 平均レートのトラフィックシェーピングの実行
peak ピークレートのトラフィックシェーピングの実行
cir CIR。平均レートを bps の単位で指定
bc

Bc。通常バーストサイズ。IOSが自動算出する値を採用することをCiscoが推奨しているので
この値をユーザ側で定義するのではなく、この値の定義を省略することが推奨されている。

be

Be。超過バーストサイズ。IOSが自動算出する値を採用することをCiscoが推奨しているので
この値をユーザ側で定義するのではなく、この値の定義を省略することが推奨されている。

 shape peakの値は、peak rate = CIR(1 + Be / Bc) により求められます。例えば、BcとBeの値が「8000」で
 CIRの値が「256Kbps」である場合、peak rage は「512Kbps」となります。このshape peakのコマンドを使用する
 時は、CIRより多くのトラフィックレートでトラフィックを転送したいときに使用します。但し、ネットワークの網が
 輻輳を起こしている時は、このpeak rateで指定するトラフィックレートは保証されず、パケットがドロップされる
 可能性もあります。その輻輳時にドロップされることが許容範囲内であればこの値を指定して実装可能です。

 シェーピングの場合、シェーピングキュー上で許可されるバッファサイズを変更することができます。default=1000

 Cisco(config-pmap-c)# shape max-buffers number-of-buffers


 最後にインターフェースに作成したポリシーマップを適用する必要があります。


 Cisco(config-if)# service-policy input | output name


 ※ shape [ average | peak ] percent コマンドは Cisco 7500, 7200, or lower series routers ではサポートされていません。shaping

 


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