RIPv2 by Cisco Router



 Neighbor コマンド on RIPv2

 RIPv2 のマルチキャストアップデートによる経路情報の交換ではなく、ネイバーを指定したユニ
 キャストアップデートを行う為に使用するコマンドです。例えば、以下のコマンドの場合は Fa0/1
 ( 192.168.0.0/24 ) のネットワーク上で、RIPによるブロードキャスト(マルチキャスト)アップデート
 を停止して指定した192.168.0.1のネイバーだけにユニキャストによるルーティングアップデートを
 実行するための設定となります。※ 機種によりNeighborコマンドを使用できないものもあります。


 
Cisco(config)# router rip
 Cisco(config-router)# network 192.168.0.0
 Cisco(config-router)# neighbor 192.168.0.1
 Cisco(config-router)# passive-interface FastEthernet0/1


 Cisco(config)# interface FastEthernet0/1
 Cisco(config-if)# ip address 192.168.0.254 255.255.255.0





 アクセスリストによる制御 on RIPv2

 ある経路情報を受信しない、送信しないという制御は、distribute-listにより実装させられますが
 例えば、ある特定のルータからしかルーティングアップデートを受けとらないという制御は、ACLを
 実装させることにより実現可能です。RIPv2の経路情報はUDPポート520番上にあるデータグラム
 に格納されていることから、例えば「192.168.0.1」からのルータからしかRIPv2のアップデート情報
 を受信したくない場合は以下の設定を行います。そして最後にその他のトラフィックの許可します。


 Cisco(config)# interface FastEthernet0/1
 Cisco(config-if)# ip address 192.168.0.254 255.255.255.0
 Cisco(config-if)# ip access-group 101 in

 Cisco(config)# access-list 101 permit udp host 192.168.0.1 any eq 520
 Cisco(config)# access-list 101 deny udp any any eq 520
 Cisco(config)# access-list 101 permit ip any any



 redistribute コマンド on RIPv2

 RIPv2上で redistribute コマンドを使用して経路情報を再配布する時には注意点があります。
 先ず、Connect と Static の経路情報を再配布する時は、通常通りホップ数 [ 1 ] を加算して
 再配布させるのに対して、それ以外の例えばEIGRPやOSPF等の経路情報を再配布させる時
 ホップ数 [ 16 ] としてRIPネットワークに注入しようとします。例えば、単に redistribute eigrp 1
 だけのコマンドの場合、EIGRPの経路情報は再配布されることにならないので、RIPで再配布
 させる時には、Metric値 ( ホップ数 ) を定義する必要があります。指定方法は2パターンあり、
 全ての経路情報に「グローバルに」Metric値を指定する方法と「個別に」定義していく方法です。


 Cisco(config)# router rip
 Cisco(config-router)# redistribute eigrp 100
 Cisco(config-router)# default-metric 5



 
Cisco(config)# router rip
 Cisco(config-router)# redistribute eigrp 100 metric 5




 distribute-llist コマンド on RIPv2

 「経路」に対するフィルターは、distribute-listを設定することにより、「in」または「out」で制御する
 ことが可能です。ルーティングプロトコルそのものに対して設定するパターンと、特定の「I/F」上で
 制限する2パターンがあります。以下の例では、FastEthernet0/1上で「192.168.0.0」 の経路のみ
 を受信して、「172.16.0.0」の経路のみを送信するという設定です。「 in, out 」のキーワードの後に
 I./Fを指定しないと、RIPの経路情報そのものに対する制限となるので、全I/Fの指定と同義になる。


 Cisco(config)# router rip
 Cisco(config-router)# distribute-list 1 in FastEthernet 0/1
 Cisco(config-router)# distribute-list 2 out FastEthernet 0/1

 Cisco(config)# access-list 1 permit 192.168.0.0 0.0.0.255
 Cisco(config)# access-list 2 permit 172.16.0.0 0.0.0.255

 distribute-list[ out ]コマンドでは、再配布される経路に対しても、経路発信の制御を行えます。
 以下の設定では、OSPFから再配布される経路のうち、ACL5で定義した経路だけが発信されます。


 Cisco(config)# router rip
 Cisco(config-router)# redistribute ospf 1 metric 1
 Cisco(config-router)# distribute-list 5 out ospf 1

 Cisco(config)# access-list 5 permit 10.1.0.0 0.0.255.255




 Resource : Routing TCP/IP Volume 1  BSCI 試験認定テキスト 第2版 RIPの仕組みと運用法 インターネットルーティング入門



← RIPv2 by Cisco Router ( 応用 ) EIGRP → 

ネットワークエンジニアとして

Copyright(C) 2002-2008 Cool. All Rights Reserved