CCIEのちから CCIEとは CCIEの取得方法 CCIEの筆記試験対策 CCIEのラボ試験対策
CCIEのポリシー CCIEの参考書一覧 CCIE night 少しでも会社支援を! CCIEの技術解説


 
 CCIEは、ネットワークエンジニア業界で最も評価される資格であり、仕事で非常に役立つ資格であることは
 ゆるぎない事実です。しかし現在では、CCIEの取得費用を
個人で全額負担する必要がある場合、CCIEが本当に
 必要なのかどうかを考える段階にきておりその点(以下のとおり理由は4つ)について意見したいと思います。
 なお、CCIE取得はお勧めしないというのではなく「全額個人負担の場合、慎重に検討して下さい」ということ。

 @ 高額すぎる取得費用(100万円が目安
 CCIE筆記試験が58,320円、CCIEラボ試験が207,360円です。統計値が分からないのですが情報収集する限り
 CCIE筆記試験は平均1回で合格、CCIEラボ試験は3~5回で合格する事を前提とした場合、以下の費用が必要。

 ◆ CCIE筆記試験の取得費用
 2015年頃からCCIE筆記試験の
筆記試験の問題更新と問題追加のサイクルが非常に速くなり、testkingなどの
 試験対策Web問題集が全く役に立たなくなりました。従ってCCIE公式本で学習することになるかと思います。
 CCIE筆記試験を1回で合格できた場合、2回で合格した場合の取得費用は以下となります。

パターン 取得費用の内訳 取得合計費用
@  CCIE筆記試験を1回で( 58,320円)合格 + 公式本(約20,000円) 78,320 円
A  CCIE筆記試験を2回で(116,640円)合格 + 公式本(約20,000円) 136,640 円


 ◆ CCIEラボ試験の取得費用
 CCIEのラボ試験は、試験対策本、ワークブック、実機がなければ合格できないことから以下の費用が必要です。
 試験対策本は平均6冊購入する前提で計6万円。ワークブックはINEの$499で6万円、実機費用については最近は
 安くなってきているのでフルセットとして平均8万円(実機を揃えない場合はレンタルラック代として8万円)を
 前提とした場合、受験前に至るまでに最低20万円は必要となります。CCIEトレーニング(CIERS1/CIERS2)の
 計75万円の個人負担は一般的ではありませんので、ここではその費用負担はないことを前提としたいと思います。

パターン 取得費用の内訳 取得合計費用
@  CCIEラボ試験を3回(622,080円)で合格 + 対策費用20万円 822,080 円
A  CCIEラボ試験を4回(829,440円)で合格 + 対策費用20万円 1,029,440 円
B  CCIEラボ試験を5回(1,036,800円)で合格 + 対策費用20万円 1,236,800 円


 A 高額すぎる維持費用(2年毎に約7万円
 CCIE資格を維持するためには2年ごとにCCIE筆記試験に受験して合格する必要があります。これも一発合格を
 前提にした場合でも、そしてCCIE公式本だけの購入だとしても、計7万円が2年ごとに最低限必要です。
 つまり、CCIEを20年間保持した場合、CCIEを取得してからその後に最低でも70万円の出費は必要となります。

 B 膨大な人生の時間を投資する必要がある
 もし会社支援なしに、個人で学習しなければならない場合、帰宅してからも、そして休日も勉強する必要があり、
 ほとんどプライベートがない状態です。社会人の場合それを1〜2年くらい続ける必要があります。CCIE学習が
 趣味であり、楽しくてしょうがない場合には良いと思います。そうでない場合、相当な覚悟が必要となります。

 C CCIE R&Sについては希少価値(
現在は改善傾向。2017年4月のブログ記事:CCIE更新もご参考下さい )
 資格価値を形成する上での重要な要素の1つの希少性がCCIE R&Sは失われつつあります。2012年~2013年の
 1年間に何があったのか分かりませんが、年1000名ずつのゆるやかな増加でなく10倍の10000名増加となった。

 確かに2013年頃からCCIE R&S取得者の面接が増えた気がしていたのですが、以下情報は2015年になってから
 から知りました。以下人数はグローバルでの人数なので、日本人のCCIE R&S取得者がどれくらい増えたのかは
 正確には分からないのですが、いずれせよ日本人のCCIE取得者についても大幅に増えているかと思います。

World Wide 2011/2/17 2012/1/9 2013/3/2
Total CCIEs 22,741名 26,564名 38,005名
CCIE R&S 16,647名 17,320名 27,552名
CCIE Security 2,537名 3,794名 4,264名
CCIE SP 1,951名 2,885名 3,142名
CCIE Voice 1,414名 2,291名 2,341名
CCIE Wireless 42名 93名 64名


 以上の理由から、CCIE取得費用に関するすべてを、
 個人負担する必要がある場合は、あなたにとって
 CCIEが本当に必要かどうかよく考えることが大切。

 さて、CCIE取得費用を
会社が支援してくれる場合は
 ぜひ、CCIE取得を目指すことをお勧めします。
その
 理由(メリット)は以下の通り大きく3つあります。

 ◆ 前提
 各ベンダーでは
部署ごとに一定の教育予算があります。その教育予算で以下のいずれかの負担をしてくれるなら
 CCIEを目指すことをお勧めします。何らかの形で、少しでも会社から支援を得られるようにネゴることが大切。
 ・ CCIEラボ試験の受験費用を一回だけでも負担してくれる!
 ・ CCIEラボ試験の受験費用を負担してくれないが、CCIEラボのトレーニングを負担してくれる!

 @ 仕事で最高に役立つ
 
会社支援があり、業務の合間をぬってCCIE学習が許されるならこれほど素晴らしい時間の使い方はありません。
 
CCIEの相対的な資格価値はさておき、これほど実務で役立つネットワーク系の認定資格は他にはありません。
 CCIE取得のための勉強過程で得られる知識は実務で非常に役立つので、仕事を効率的にできたり、適切な設計
 構築を実装することができることから、トラブルなどで苦しむことはなくなり、仕事がとても楽しくなります。

 A 体系的な知識が得られる機会
 会社支援があり、例えば、グローバルナレッジのCCIEトレーニング(CIERS1/CIERS2)を受講できるのなら
 体系的に正しい知識を身につけられる最高の機会が得られます。このトレーニングは合計75万円もの受講費用
 が必要ですがそれを会社が負担してくれるのなら、
今後のNWエンジニア人生にとって非常に大きなプラスです。
 このようなトレーニングを受けられなくても、CCIE学習過程で体系的な正しい知識を身につける事ができます。

 B CCIE SP、CCIE Securityへのステップアップのための土台確立
 CCIE R&Sの希少価値が低下と申し上げましたが、それはCCIE R&Sに限定される話であり、その他のトラック
 については
依然として希少性が高いです。これらの資格はCCIE R&S取得後に目指すことが一般的です。つまり
 CCIE R&S取得によりNW技術の土台が確立して、次へのステップへと踏み出せます。個人的にはこれが大きい。

 以上のことから、
会社が支援してくれることになればその機会を最大限に利用してCCIE取得を目指しましょう!



















ネットワークエンジニアとして

Copyright (C) 2002-2019 ネットワークエンジニアとして All Rights Reserved.