SSG - telnet, ssh, http, https management port



 ◆ SSG - 管理アクセス

 SSGへの管理アクセスはtelnet、ssh、http、httpsの4つの方法で行えます。ここではその管理アクセスの
 ための設定方法と、管理アクセスの際にデフォルトで使用するポート番号の変更方法を紹介していきます。
 なお、SSGへの管理アクセスでは、telnetとhttpアクセスについては、デフォルトで有効になっています。



 ◆ HTTPのポート番号変更

 SSGのVIP通信でポート番号「80」を使用する場合、SSGへのWebUIによる管理アクセスでも「80」番を
 使用しているため、重複してエラーが発生してしまいます。従って、WebUIによる管理アクセスで使用する
 ポート番号を 80 から変更しておくことが推奨。設定例でWebUIで「8888」が使用されるようになります。

 
◆ 管理アクセスで使用するデフォルトのHTTPポート番号の変更
 set admin port number

 ◆ 設定例 : デフォルト値「80」を「8888」に変更
 SSG5-> set admin port 8888




 ◆ telnetのポート番号変更

 
◆ 管理アクセスで使用するデフォルトのtelnetポート番号の変更
 set admin telnet port number

 ◆ 設定例 : デフォルト値「23」を「2222」に変更

 SSG5-> set admin telnet port 2222


 ◆ httpsのポート番号変更

 
◆ 管理アクセスで使用するデフォルトのhttpsポート番号の変更
 set ssl port number

 ◆ 設定例 : デフォルト値「443」を「4444」に変更

 SSG5-> set ssl port 4444


 HTTPSで管理アクセスするためには、set interface interface manage ssl コマンドの設定だけでなく
 以下のコマンドによりSSLでの管理アクセスを有効化させる必要があります。

 SSG5-> set ssl enable




 ◆ sshのポート番号変更

 
◆ 管理アクセスで使用するデフォルトのsshポート番号の変更
 set admin ssh port number

 ◆ 設定例 : デフォルト値「22」を「2222」に変更

 SSG5-> set admin ssh port 2222


 SSGへSSHで管理アクセスするためには、set interface interface manage sshコマンドの設定だけでなく
 SSHのバージョン指定、SSHの有効化の設定が必要となります。以下はSSHv2指定、SSH有効化の設定です。


 
SSG5-> set ssh version v2
 SSG5-> set ssh enable




Juniper SSG - ScreenOS 設定コマンド解説

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