Catalyst Switch - show version / show run



 ◆ Catalystスイッチ - show version

 Catalystスイッチでshow versionコマンド入力すると、IOSバージョン情報、インターフェース情報から
 各種メモリのサイズ、シリアル番号、スイッチが起動してからのアップタイムなど色々な情報がわかります。

 
 〜 続く 〜
項番 説明
@  スイッチのモデル名
A  IOSのフィーチャー
B  IOSのバージョン
C  ROMのバージョン
D  スイッチが起動してからの経過時間
E  スイッチが起動する際に使用したIOSイメージ名とIOSイメージの場所
F  スイッチのCPU
G

 スイッチのDRAMのサイズ。この機種ではDRAMが64MBであることが分かる。

H  スイッチのシリアルID。(ここでは固体の特定を防ぐためにシリアル情報の一部を消去)


 〜 続き 〜
 


 
※ この機器のシリアル番号、機器のMACアドレス情報は白く塗りつぶしています。

項番 説明
I  スイッチ上で作成されたVLANインターフェースの数。デフォルトでは1つ。
J  スイッチに搭載された物理インターフェースのタイプと数。今回はFastEthernetが8つ、GibitEthernetが1つ。
K  Catalystスイッチの詳細の型番の情報。
L  コンフィグレーションレジスタ値。


 ◆ Catalystスイッチ - show running-config

 show running-configコマンドでCatalystスイッチの現在の設定情報(コンフィグ)を確認できます。

 

項番 説明
@  「設定されたコンフィグレーションを表示するので少々お待ち下さい」という意味。
A  現在のコンフィグファイルのサイズ。(今回の場合は773byteであると分かる)
B  IOSのバージョン情報
C  ここから設定したコンフィグとなる。このコマンドはログメッセージのタイムスタンプ表示の設定を参照。
D

 コンフィグで表示するenableパスワードやline console/vtyのパスワードを暗号化するかどうかの設定。
 no service password-encryptionでは暗号化されない。service password-encryptionでは暗号化される。

E  スイッチのホスト名の設定。Catalystスイッチの場合、デフォルトでSwitchというホスト名が設定されている。
F

 設定されたコンフィグではない。これらは「bootコマンドの定義」の始まりと終わりを示すためのマーカー。
 これらのマーカーは自動的にコンフィグレーションに表示されるので、削除したり変更したりできない情報。
 ※ Ciscoルータと異なり、boot systemコマンドの設定内容は、ここには表示されない。

G

 AAA (Authenticaion/Authorization/Accounting)と呼ばれるセキュリティ機能を有効化するかどうかの設定。
 Catalystスイッチも、Ciscoルータ同様に、デフォルトでこの設定は無効化 (no aaa new-model) されている。

H

 Express Setupとは、Catalystスイッチのセットアップおよび設定に使用するブラウザベースのプログラム。
 デフォルトではenableであるが、それをdisableにするために no setup express と設定するのがシスコ
 の推奨設定。no setup expressと設定すればモードボタンを押し続けても初期化&再起動されることはない。
 ※ no setup express を設定しないと、突然コンフィグが吹っ飛ぶ場合もあるので忘れないようにしましょう。

I

 スパニングツリーのモード設定。デフォルトでは"pvst"となっており、レガシーのプロトコルとなっている。



  

項番 説明
J  スイッチの物理インターフェースの設定。現在の設定は、何も設定されていないことが分かる。
K  スイッチのVLANインターフェースの設定。現在はIPアドレス含め何も設定されていないことが分かる。
L

 スイッチ上でHTTPサーバのサービスを無効にする設定。有効な場合は、管理PCからブラウザを開いて
 スイッチの管理IPアドレスを指定して、WEBブラウザを経由 ( https://〜 ) にてアクセスすることができる。
 ※ Ciscoルータと同様に、有効化するためには 「 ip http server 」 と設定する。

M

 スイッチ上でHTTPSサーバのサービスを無効にする設定。有効な場合は管理PCからブラウザを開いて
 スイッチの管理IPアドレスを指定して、WEBブラウザを経 ( https://〜 )にてアクセスすることができる。
 ※ Ciscoルータと同様に、有効化するためには 「 ip http secure-server 」 と設定する。

N

 ルータのコンソールポートの設定。現在の設定は、パスワード設定を含めて何も設定されていない状態
 であることから、コンソールログインする際にパスワードを求められることなくログインできる。

O

 ルータのVTYポートの設定。現在の設定では、パスワード設定を含めて何も設定されていない状態。
 なお、VTYポートへのtelnet接続やSSH接続を行うためにはVTYポートに対してパスワード設定が必要。

P

 設定されたコンフィグではなく、コンフィグレーションの終了を示す情報。



 今回解説した show running-config の内容は
 デフォルトの設定です。設定内容から分かる通り
 Catalystスイッチは全く何も設定していなくても
 L2スイッチとして動作する状態になっています。

 但しデフォルトの設定のままではスイッチの管理
 IPアドレスやVTYポートへのパスワード設定など
 がないため、スイッチ自身へ管理アクセスする事
 ができない状態です。ですから、一般的には最低
 でもスイッチの管理設定を行う必要があります。



Catalystスイッチをはじめから

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