Routing Table



 ◆ ルーティングテーブルへのルート情報の追加

 ルータのルーティングテーブルにルート情報を追加するためには、以下の3通りの方法があります。

ルート情報の追加方法 説明
直接接続ルート

 ルータの自身のI/FにIPアドレスを設定して、I/Fを有効化することで追加されるルートのこと。
 前提として、そのインターフェースがリンクアップして "up/up" の状態である必要がある。

スタティックルート
 管理者が宛先ネットワークへの最適なルートを手動で設定したルートのこと。

ダイナミックルート
 ルータで設定されたルーティングプロトコルにより、自動的に追加されるルートのこと。




 ◆ ルーティングテーブルの見方

 ここではCisco機器を例にして、ルーティングテーブルを詳細に見ていきます。Cisco機器でルーティング
 テーブルを確認するためには、show ip routeコマンドを入力する必要があります。



  



  

 
項番 各項目 説明
@ ルートの情報源

 そのルートがどのようにルーティングテーブルに追加されたのかを示すコード。
 直接接続ルートの場合「 C 」、スタティックルートの場合「S」、ダイナミック
 ルートの場合はルーティングプロトコルによりコードが異なる。今回はルータで
 RIPを有効にしているので、ルーティングテーブル上では「R」が表示されている。

A 宛先ルート、サブネットマスク

 宛先ネットワークを示すアドレスとサブネットマスクの情報。サブネットマスクは
 ネットワークアドレスの区切りを示し、ロンゲストマッチの際に参照される情報源。

B アドミニストレーティブ
ディスタンス

 ルーティングテーブル上に、プレフィックス長が同じ宛先ルートが複数ある場合
 このアドミニストレーティブディスタンス(AD)の値が参照される。AD値が小さい
 宛先ルートがルーティングテーブルに追加される。RIPは、AD値が 120 となる。

C メトリック

 ダイナミックルーティングにおいて、宛先ルートに対し複数のルートが存在する
 場合に最適経路を選択するために使用される値。このメトリック値は、使用して
 いるダイナミックルーティングプロトコルにより値の意味が異なる。

D ネクストホップアドレス

 受信したパケットを宛先ネットワークに転送するために次にパケットを転送する
 隣接ルータのIPアドレスのこと。今回は、192.168.0.0/24の宛先ルートに対しては
 192.168.1.254がネクストホップアドレスであることが分かる。viaは「〜経由」の
 意味であり、192.168.1.254経由で192.168.0.0/24のルートが学習されたと分かる。
 directly connected は直接接続ルートであることからネクストホップは存在しない。

E 宛先ルートの学習時間

 ダイナミックルーティングにおいて、宛先ルートが追加されてからの経過時間。
 上図の場合、「192.168.0.0/24」のルート情報を受信してから6秒経過している。

F 出力インターフェース

 受信パケットを宛先ネットワークに転送するための出力インターフェースを表示。
 上図「192.168.0.0/24」宛のパケットはR2の「FastEthernet 1」から転送される。



 ネットワークエンジニアにとってCiscoルータの show ip route が確認できることは超必須なことなので、しっかり理解しましょう。



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