Cisco command



 ◆ 便利なCiscoコマンド

 紹介するCiscoのコマンドは、ネットワーク設計のために役立つコマンドではなく、いわゆる便利コマンド。
 ネットワークエンジニアとして構築、運用、検証を行う際に役立てるかと思います。随時更新していきます。


 ◆ show running-configを制御するCiscoコマンド
Ciscoコマンド 説明
 # show running-config all

 設定コンフィグだけでなく、デフォルト値を含めた全てのコンフィグ情報を表示。
 デフォルト値を確認する時に便利なコマンド。公共インフラでは重宝のコマンド。

 # show running-config linenum

 コンフィグを表示する際に1行ごとに行数を表示してくれるコマンド。ベンダーが
 お客様にコンフィグ解説する際に重宝するコマンド。解説時の確実な情報伝達。




 ◆ terminal制御するCiscoコマンド
Ciscoコマンド 説明
 # terminal monitor


 コンソール接続では機器のログがリアルタイムに表示されるのに対して、
 telnet接続ではログがリアルタイムに表示されません。このコマンドを入力
 することにより、telnet接続でもログがリアルタイムに表示されるようになる。
 ※ 入力したssh/telnetセッションでのみ有効になる。設定コマンドではない。

 # terminal length 0


 terminal length は、何行ずつ表示させるか定義するコマンドです。例えば、
 10行ずつ出力結果を表示させたい場合、terminal length 10 と入力します。
 terminal length 0 と入力すれば出力結果の全てを表示するので、出力中の
 「 --More-- 」 を表示させないようにできるので、ログ取得の際に便利です。
 ※ 入力したssh/telnet/consoleセッションでのみ有効になる。設定ではない。




 ◆ ステータス確認に便利なCiscoコマンド
Ciscoコマンド 説明
 do


 この do コマンドを使用することで、コンフィグレーションモードの状態から
 showコマンドでステータスを確認することができます。コンフィグ設定中に
 例えばsh runでコンフィグ確認したり、sh intでステータス確認したりできる。

 (config)#
do show run
 (config)#
do show interface GigabitEthernet0/0

 | include


 コンフィグやステータスなどの情報をアウトプットする際に、情報を絞って
 表示することができます。例えば、running-config上のスタティックルート
 (ip route)だけを表示させたい場合は、以下のようにコマンド入力します。

 #
show running-config | include ip route

 その他、
| exclude と入力すれば、「除外したい文字列」を指定した上で
 情報を表示することができます。
| begin と入力すれば、指定した文字列
 から始まる情報を最初にして、以降の表示していくことができる。





 ◆ インターフェース制御するCiscoコマンド
Ciscoコマンド 説明
 (config)# default interface X


 指定したインターフェースだけをデフォルトの状態に戻すCiscoコマンド。
 インターフェースに設定したコマンドを1つ1つ no で消去する必要がない。
 構築時、検証時、CCIE受験時に非常に役立つCiscoコマンドです。以下は
 interface GigabitEthernet0/0 の設定状態をデフォルト値に戻す設定例。

 (config)#
default interface GigabitEthernet0/0

 (config)# interface range X - X


 複数のインターフェースを指定して、複数のインターフェースを一度に設定
 することができるコマンド。Catalystスイッチの構築時に非常に役立ちます。
 例えば、インターフェースGi1/0/1〜1/0/24までを以下の通り1度に設定可。

 (config)#
interface range GigabitEthernet1/0/1 - 24
 (config-if-range)# switchport access vlan 10
 (config-if-range)# switchport mode access
 (config-if-range)# spanning-tree portfast




 ◆ 検証時に役立つCiscoコマンド
Ciscoコマンド 取得できる情報
 (config)# no ip domain-lookup


 IOSでは、存在しないコマンド(文字列)を入力した場合、DNS参照を行おうと
 します。その間、何も入力することができず、少しの間、待つ必要があります。
 ルータ上でDNS参照を行う必要がない場合は、このコマンドを設定しておけば
 間違って入力したコマンドの名前解決をストップしてくれるので、不快感カット!


 (config)# line console 0
 (config-line)#
privilege level 15

 コンソールセッションに、privilege level 15 (権限モード)と設定することで
 コンソールログイン時にenableパスワードを入力することなく、いきなり特権
 モードから始まるので、ログイン時に enable パスワードを入力せずに済む。


 (config)# line vty 0 15
 (config-line)#
privilege level 15
 (config-line)# no login

 telnetログイン時に、VTYパスワードを求められることもなくenableパスワードも
 求められることなく、いきなり特権モード状態でログインできる方法。最高に便利。
 ※ セキュリティ 0 なので、本番環境ではNGコマンド。まさに検証用コマンド。


 (config)# line console 0
 (config-line)#
exec-timeout 0 0

 (config)# line vty 0 15
 (config-line)#
exec-timeout 0 0

 デフォルトでは10分間、何も操作しなければ自動的にログアウトされてしまう。
 exec-timeoutコマンドにより、自動的にログアウトされる時間を設定変更できる。
 例えば、自動ログアウトの時間を15分とする場合は、exec-timeout 15 0 とする。
 exec-timeout 0 0 とすることで
自動ログアウトを無効にできる。デフォルト値
 に戻すためには、exec-timeout 10 0 と設定する( バージョンによって異なる )


 ※ 例えば、ログイン回数が頻繁に発生するCCIEのための検証では、上記のCiscoコマンドを設定しておくでかなり時間節約となる。


 ◆ 試験時に役立つコマンド
Ciscoコマンド 説明


 (config)# line console 0
 (config-line)#
exec prompt timestamp


 showコマンドを入力する度に、入力時のCPU使用率と時刻が表示される設定。
 納品前などの試験の際に「実施した時間とその時のログ」を残せるコマンド。



 ◆ 納品機器に無条件に設定するCiscoコマンド
Ciscoコマンド 説明
 (config)# no setup express

 Catalystスイッチで設定すべきコマンド。どうしてもExpress Setupモードを
 使用したい場合は話は別ですが、例の問題ある仕様を回避するための推奨設定。

 (config-line)# logging synchronous

 Ciscoルータ、Catalystスイッチに設定しておくと良いコマンド。ログメッセージが
 表示されても自動改行して、コマンド入力中の行に自動的に戻るので、コマンドの
 入力の邪魔になりません。line console、line vty の両方に設定しましょう。




Cisco IOSコマンド解説

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