ネットワークエンジニアになりたい人が、これからネットワークの勉強する上で役立つ参考書を紹介したいと思います。
これからTCP/IPネットワークの勉強を始める方へ
インターネット上に多くの役立つネットワーク技術解説のサイトがあります。そのような優秀なWebサイトの管理者は一体どのような参考書で学習を始めたのでしょうか。
当方を含めて、以下の2冊(どちらも売上ランクの上位です)で学習を始める方が多いです。
ネットワーク系ベストセラー:マスタリングTCP/IP 入門編 第5版
書籍:マスタリングTCP/IP 入門編 第5版
著者:竹下さん、村山さん、新井さん、苅田さん
単行本:376ページ 出版社:オーム社; 第5版 (2012/2/25)目次:
第1章 ネットワーク基礎知識
第2章 TCP/IP基礎知識
第3章 データリンク
第4章 IPプロトコル
第5章 IPに関連する技術
第6章 TCPとUDP
第7章 ルーティングプロトコル(経路制御プロトコル)
第8章 アプリケーションプロトコル
第9章 セキュリティ
そして、こちらの書籍は非常に楽しく勉強することができるネットワーク参考書です。
ネットワーク系ベストセラー:
ネットワークはなぜつながるのか 第2版 知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファイバ基礎知識
書籍:ネットワークはなぜつながるのか 第2版 知っておきたいTCP/IP、 LAN、光ファイバの基礎知識
著者:戸根 勤さん
単行本:445ページ 日経BP社; 第2版 (2007/4/12)特徴1:ネットワークの全体の動きがわかる“探検ツアー”
本書は、ブラウザにURLを入力してから、サーバーがWebページの情報を返信してくるまでの過程を順番に追っていくというユニークな構成です。入力されたデータがパケットとなって、LAN、ハブ、ルーターを通り、プロバイダの回線を抜け、ファイアウォールをくぐり、次の行き先を探りながらゴールのWebサーバーを目指して、さまざまに姿を変えながら進んでいく様子を追うことで、個別技術を見ているだけではわからない、“現実の”動きがわかります。特徴2 :2大技術TCP/IP、LANが確実に理解できる!
IPアドレス、ネットマスク、デフォルト・ゲートウエイなどはパソコンのTCP/IPの設定で目にしますし、家庭内LANも普及してMACアドレスという言葉も身近になりました。「イメージとしてはなんとなくわかる」これらの用語が、現実の機器とソフトウエアがどうように動くかを知ることで、本質からきちんと理解できます。特徴3:最先端の光ファイバの中身ものぞいてみよう!
インターネットの普及で、家庭とプロバイダをつなぐアクセス回線の技術も進んでいます。ADSLでの信号化の技術や伝送方法、光ファイバが高速化できている仕組みなどをくわしく解説しています。
そして、この目次をご覧下さい。何とも楽しそうです。そして実際に読んでいて楽しいです。
第1章:Webブラウザがメッセージを作る―ブラウザ内部を探検
第2章:TCP/IPのデータを電気信号にして送る―プロトコル・スタックとLANアダプタを探検
第3章:ケーブルの先はLAN機器だった―ハブとスイッチ、ルーターを探検
第4章:アクセス回線を通ってインターネットの内部へ―アクセス回線とプロバイダを探検
第5章:サーバー側のLANには何がある
第6章:Webサーバーに到着し、応答データがWebブラウザに戻る 数秒の「長い旅」の終わり
ちなみに、現在では当サイト(ネットワークエンジニアとして)の Network Study 1 でも、ネットワークエンジニアに必要なネットワーク技術をはじめから学習できるように解説できていますので、学習しやすい参考書やWebサイトをもとに学習を始めましょう!