総務省から2024年3月末時点の携帯電話の契約数のシェアが6月28日に公開されました。
移動系通信(携帯電話・PHS・BWA)のシェアは以下となります。
◆ NTTドコモ:40.5%(MVNO含む、前期比 -0.2%)
◆ KDDI au:30.6%(MVNO含む、前期比 +0.1%)
◆ Softbank:26.0%(MVNO含む、前期比 +0.1%)
◆ 楽天:2.9%(MVNO含む、前期比 +0.1%)
契約者数そのものは、NTTドコモ、KDDI au、Softbank、楽天の4社とも増加していますが、シェアについては上述のような結果となりました。楽天モバイルは3か月前のシェア報告で、前期比0.4%増だったのですが、今回は前期比0.1%増となり伸び率は減少しました。
携帯電話の契約数は2億2186万(前期比+1.4%、前年同期比+5.3%)となっており、前期の2億1873万から313万契約増えました。社会人となれば、1人が個人携帯と会社携帯の2つを持つことになることや、デュアルSIM対応のスマホ普及により、キャリアを複数契約している人が増えていることも影響しており、契約者数増の観点でキャリア4社には追い風です。
MVNOは、SIMカード型の契約数の事業者別シェアは以下であり、IIJの一人勝ちが継続。
◆ IIJ: 21.6%(前期比+0.3%)
◆ NTTドコモ(旧NTTレゾナントに係るもの): 9.7%(前期比-0.7%)
◆ オプテージ:8.7%(前期比 ±0%)
◆ 富士通:5.6%(前期比 -0.1%)
◆ イオンリテール:4.7%(前期比 ±0%)