CCNA、CCNP、CCIE筆記(ENCOR)試験については、Cisco Pressの参考書を読みながら当サイトも参考
頂ければ幸いですと申し上げられますが、CCIEラボ試験については当サイトを参考することなく、以下の
CCIE学習の王道と言える勉強法をお勧めします。
1. Cisco Pressの参考書を熟読する
2. Ciscoのドキュメントを熟読する
3. 徹底的な動作検証を行う
4. INE(ine.com)のワークブックで演習する
注意事項として「ワークブックでの演習」は、今までのCCIE試験では比較的評価されていた勉強法ですが
新試験でワークブックの効果があるかどうか現時点でレビューがないため、購入前は情報収集を念入りに。
CCIEラボ試験では、以下のCisco機器とソフトウェアが利用されます。
◆ 仮想マシン
・ Cisco CSR 1000v Series Cloud Services Routers with Cisco IOS XE SD-WAN
Release 16.12
・ Cisco IOSv with Cisco IOS Software Release 15.8
・ Cisco IOSv-L2 with Cisco IOS Software Release 15.2
・ Cisco SD-WAN (vManage, vBond, vSmart, vEdge) Software Release 18.4
・ Cisco DNA Center Release 1.3.1
◆ 物理機器
・ Cisco Catalyst 9300 Series Switches Release 16.12
・ Supporting virtual machines
◆ Supporting virtual machines
・ Cisco Identity Services Engine 2.6
・ Microsoft Windows 10 Professional
・ Ubuntu Desktop 18.04 LTS
試験改定前は、個人がヤフオク等でラボ試験で使用される機器をある程度買い集めることが可能でしたが
上記の機材やソフトウェアを個人で入手することは困難であるので、学習環境を検討する必要があります。
CCIEラボ試験の点数の60%を占めるRouting & Switching分野については、例えば有料のCisco VIRL環境や
GNS3または中古ルータとスイッチの実機により十分に動作検証することができますが、仮想化、自動化と
プログラマビリティの分野については勤務先の企業の検証環境を利用するか、INEまたはCisco VIRLなどで
CCIEラボ対策用コースがリリースされた時にそれを検討しましょう。※ 下図はCisco VIRLの操作画面です。
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