◆ CCNA/CCNP/CCIE保持者の給与リサーチとは

 Cisco Japanは不定期に日本におけるCCNA/CCNP/CCIE保持者の給与リサーチを行っています。
 Cisco Japanでは今までに2回(2011年、2013年)、以下の条件にて調査を行って公表しています。

 ◇ 第1回目
 ◇ 調査期間 : 2011/07/21 - 2011/10/11
 ◇ 調査対象 : 以下の日本のリクルートサイト11社
 ⇒ リクナビ、リクナビNextキャリア、リクルートエージェント、マイナビ、マイコミエージェント
    IT転職サーチ、DODA、スキルサーフィン、キャリアクロス、IT転職ナビ




 ◇ 第2回目
 ◇ 調査期間 : 2013/07/21 - 2013/10/31
 ◇ 調査対象 : 以下の日本のリクルートサイト11社
 ⇒ リクナビ、リクナビNextキャリア、リクルートエージェント、マイナビ、マイコミエージェント
    IT転職サーチ、DODA、スキルサーフィン、キャリアクロス、IT転職ナビ



 ◆ CCNAの求人例 - 過度な期待はしないように

 CCNA、CCNP、CCIEの資格を取得したからといって、必ずしもこのような収入が得られるわけではなく
 過度に期待しないようにしましょう。実際の求人例を見てみると求められるスキルとして3年程度の経験
 を求めています。また、構築経験だけでなくBGP等のCCNP範囲のスキルも求めています。この内容で
 400〜500万であるならそれは妥当な金額なので、給与リサーチの結果は誇張された内容ではないことが
 分かりますが、このようにCCNA以外に求められているスキルがそれなりであることを認識しましょう。


 



 ◆ CCNPの求人例 - さらに色々なスキルが求められる現実

 あと、給与リサーチの結果では必須経験年数が平均がCCNPが3年以上でしたが、以下の求人例では
 5年以上が必須とあります。しかも設計と構築経験、さらにはPM経験者。つまり、以下の求人例では
 シスコ認定ゴールドパートナーでの勤務経験を期待していることが分かります。

 


 もちろん年収を落とせば、求められるスキルのハードルも下げられることが分かります。それでも以下の
 求人例では、CCIE筆記試験にパス出来るレベルのスキルを求めています。PM経験を求めていないので
 ハードルは一気に下がりますが、PL経験は求めていますね。

  


 ◆ CCIEの求人例 - やっぱり管理職レベルの経験・・・

 この求人例では、もはやCCIEは関係なく
管理職経験や開発経験などの特殊なスキルを求めています。

 



 CCIEについてはそれよりも注目すべき点があります。2011年では上限994万であった年収サーチ結果が
 2013年では上限が900万まで激減しています。100万も激減したのはCCIE資格だけです。なぜでしょうか。

 考えられる原因の1つとして、2013年に判明したわずか1年間でのCCIE R&S 10000人増加が挙げられる
 かと思います。つまりCCIE R&Sの希少価値の低下です。今までWorld Wideで1000人くらいの緩やかな
 取得者数の増加だったのですが一気に10倍です。実際この頃から中途採用の面接にくる人のCCIE R&S
 持ちが増えたように感じます。とはいえ、その他の資格に比べてやはり優位性が高いことは変わりません。

 ただし現在シスコ認定ゴールドパートナーで最も評価される資格が CCIE Security、SP、Collaboration
 の3つとなっており、高額年収を目指すならCCIE R&Sではなくこれらの資格の取得が重要になってきます。
 といっても現実的には先ずCCIE R&Sを取得して、その後これらの難易度の高いCCIEを目指すのが一般的。

 【 参考サイト - http://www.bradreese.com/blog/6-21-2013.htm 】
World Wide 2011/2/17 2012/1/9 2013/3/2
Total CCIEs 22,741名 26,564名 38,005名
CCIE R&S 16,647名 17,320名 27,552名
CCIE Security 2,537名 3,794名 4,264名
CCIE SP 1,951名 2,885名 3,142名
CCIE Voice 1,414名 2,291名 2,341名
CCIE Wireless 42名 93名 64名


 これらの給与リサーチの結果はCisco Japanが実施
 及び公開した内容であり、その結果に対する考察を
 当方なりに述べました。当方は新卒採用などには
 関与することができませんが中途採用は担当して
 ましたので少しは役立つ内容にはなっているかと。

 いずれにせよ大切なことは、転職時には徹底的に
 情報収集を行うことが大切です。また、1社の転職
 会社の担当者の言うことを鵜呑みにせず、複数の
 転職会社に登録して多くの意見を聞くことが大切。



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