総務省から2025年9月末時点の携帯電話の契約数のシェアが12月26日に公開されました。
移動系通信(携帯電話・PHS・BWA)のシェアは以下となります。
◆ NTTドコモ:39.7%(MVNO含む、前期比 -0.2%)
◆ KDDI au:31.3%(MVNO含む、前期比 +0.1%)
◆ Softbank:24.8%(MVNO含む、前期比 ± 0%)
◆ 楽天:4.2%(MVNO含む、前期比 +0.1%)
先月同様に契約者数は4社とも増加していますが、シェアについては、NTTドコモが微減、KDDI auと楽天モバイルの2社が微増となりました。楽天モバイルのシェアの伸び率つがやや緩やかになる一方、NTTドコモのシェア低下に歯止めが掛かりつつあります。

携帯電話の契約数は2億2764万(前期比+1.0%、前年同期比+4.5%)となっており、前期の2億2546万から218万契約増えました。引き続き右肩上がりの状況が続いています。

ドコモが2026年3月末に3G停波予定ですが、2025年9月末時点で352万回線が残っています。
3か月前から80万回線も減少させていますが、2025年10月~2026年3月までにキャンペーンなどで残りの352万回線の3G回線契約を4G/5Gに移行させる必要があります。3か月後に発表される数字に注目が集まります。

MVNOはSIMカード型の契約数の事業者別シェアは以下であり、IIJの一人勝ちが継続中ですが前期比で大幅増となりました。プラス1%以上のシェア増加は2024年3月ぶりです。
◆ IIJ: 24.2%(前期比 +1.0%)
◆ オプテージ:8.1%(前期比 +0.1%)
◆ NTTドコモ(旧NTTレゾナントに係るもの): 6.4%(前期比-0.2%)
◆ NTTコミュニケーションズ:5.1%(前期比 +0.2%)
◆ 富士通:4.5%(前期比 ± 0%)
